林業とは…
林業とは、森林の伐採だけでなく、植林・間伐や造材など、森林に係る仕事です。
計画的に木を育て伐採することで環境を維持しながら、安定的な材木の供給を可能にします。
当社は「森の工場」認定を受けた自社山林を所有しており、安定的に植林・伐採のサイクルを維持することが可能です。
素材生産
伐採
伐採は一般的に材木となる木を切り倒す作業のことを指します。
伐採の種類には主伐(皆伐、択伐)、間伐、除伐があり目的や状況に合わせた伐採が行われます。
主伐:森林の木を伐採することを指し、皆伐と択伐に分類されます。
皆伐は対象区画の木を全て切ることで、択伐は一定の基準を満たす樹木のみ選別して切ることです。
皆伐を行った区画には新しく木の苗を植え、手入れや下刈を行いながら新しい森林を育てます。
間伐:木々の成長に伴い込み合ってきた区画の樹木の生長を促すために間引く伐採です。
主伐するほどでもない森林に対して行います。
除伐:育てたい樹木の育成の邪魔になる樹木などの伐採を行います。
造材
切り倒した木はチェーンソーやプロセッサーを使い、余分な枝を払い、目的に合わせたサイズに切りそろえます。
集材
集材方法には路網集材と架線集材の2種類があります。
路網集材:山上で伐採した樹木をトラックなどに積んで陸路で運搬する方法です。
架線集材:車両の通行が難しい場所で伐採した樹木を、ワイヤーロープを使って運搬する方法です。
作業場所の状況によって使いわけています。
トラック輸送
伐採、集材した樹木はトラックに積んで市場や製造所へ輸送されます。
造林事業
伐採を行うと共に、造林事業も行っております。
植樹・間伐を行うことで、健康で真っすぐな樹木を育てます。
森林の育成を自然任せにせず、管理することで安定的な材木の供給を可能にします。
万全の安全対策
林業は自然に囲まれたやりがいのある仕事であると同時に、常に危険と隣り合わせの仕事です。
当社では法律を遵守して万全の安全対策を行っています。
ヘルメット、防護ズボン、耐切創・防振手袋、耐切創ガード付安全靴など、安全対策の装備を揃え、万全の態勢で現場に入るよう指導しています。